さくらのレンタルサーバにClozure Clをインストール

2013/05/13

最近、よせばいいのに CommonLisp に興味を持ちはじめた。

Modern Common Lisp を参考にして、さくらのレンタルサーバに Clozure Cl をインストールしてみた。

自分が使っているさくらのレンタルサーバのOSは FreeBSD 7.1-RELEASE-p16 だ。

Clozure CLのサイト からダウンロードページに移り、FreeBSD 6 and later の x86版をダウンロードすれば良いことを確認した。

さて、作業開始。参考にさせてもらう Modern Common Lisp と同じく、~/opt 配下にインストールすることにした。

% mkdir ~/opt
% cd ~/opt
% wget ftp://ftp.clozure.com/pub/release/1.9/ccl-1.9-freebsdx86.tar.gz

解凍してから試しに ccl を起動してみる。環境変数 CCL_DEFAULT_DIRECTORY に Clozure Cl のあるディレクトリパス(~/opt/ccl)を設定しておかないと起動に失敗する。

% tar zxvf ccl-1.9-freebsdx86.tar.gz
% cd ccl/scripts
% setenv CCL_DEFAULT_DIRECTORY ~/opt/ccl
% ./ccl
Welcome to Clozure Common Lisp Version 1.9-r15760  (FreebsdX8632)!
?

ちゃんと動いたので、ccl をPATH環境変数の通ったディレクトリにコピーする。自分の場合は ~/bin にコピーすることにした。

% cp ~/opt/ccl/scripts/ccl ~/bin

.cshrc ファイルに環境変数 CCL_DEFAULT_DIRECTORY の設定を追加する。

vi ~/.cshrc

setenv CCL_DEFAULT_DIRECTORY $HOME/opt/ccl

もう一息。 rehash して、 .chsrc を読み込んで環境変数を有効にする。

% rehash
% source ~/.cshrc

これで clozure Cl が使えるようになった。ためしに使ってみる。

%ccl
Welcome to Clozure Common Lisp Version 1.9-r15760  (FreebsdX8632)!
? (+ 1 2 3 4 5)
15
? (quit)
%

今日はここまで。