UbuntuにApacheをソースからインストールする
UbuntuにApacheをソースからインストールする
特に意味はないが、apt-getじゃなくてソースからApacheをインストールしてみたくなったのでやってみた。意外と簡単。
まずは現在のApacheのバージョンの確認してみる。
$ apache2 -v
Server version: Apache/2.2.14 (Ubuntu)
Server built: Sep 28 2010 12:53:28
Apacheバージョンが新しいです。さすがUbuntu 10.04
ちなみにディストリビューションとバージョンを確認するコマンドがあります。
$ lsb_release -a
No LSB modules are available.
Distributor ID: Ubuntu
Description: Ubuntu 10.04.1 LTS
Release: 10.04
Codename: lucid
これは便利です。知らんかった。
さて、Apache JPを調べてみると、本日現在(2010/11/21)のApacheの最新バージョンは2.2.17です。リンクをたどっていくと本家サイトにたどり着く。
Apache HTTP Server (httpd) 2.2.17 is the best available version 2010-10-19
とういことなので、安心して2.2.17をインストールすることにする。
$ wget http://ftp.riken.jp/net/apache//httpd/httpd-2.2.17.tar.gz
$ tar zxvf httpd-2.2.17.tar.gz
ダウンロードして、解凍して、オプションを何も付けないでとりあえず
$ ./configure
してみたらgccがインストールされていないメッセージがでたので、gccをインストールする。
$ sudo apt-get install build-essential
そしてまた、configureを実行
$ ./configure
$ make
$ sudo make install
/usr/local/apache2以下にインストールされた
$ ls -F /usr/local/apache2
bin/ cgi-bin/ error/ icons/ lib/ man/ modules/
build/ conf/ htdocs/ include/ logs/ manual/
それでは起動してみます。
$ sudo /usr/local/apache2/bin/httpd -k start
httpd: Could not reliably determine the server's fully qualified domain name, using 127.0.1.1 for ServerName
ブラウザから http://ホストのアドレス/ を閲覧すると、 「It works!」が表示されている。うまくいったようです。