さくらのレンタルサーバにClozure Clをインストール
最近、よせばいいのに CommonLisp に興味を持ちはじめた。
Modern Common Lisp を参考にして、さくらのレンタルサーバに Clozure Cl をインストールしてみた。
自分が使っているさくらのレンタルサーバのOSは FreeBSD 7.1-RELEASE-p16 だ。
Clozure CLのサイト からダウンロードページに移り、FreeBSD 6 and later の x86版をダウンロードすれば良いことを確認した。
さて、作業開始。参考にさせてもらう Modern Common Lisp と同じく、~/opt 配下にインストールすることにした。
% mkdir ~/opt % cd ~/opt % wget ftp://ftp.clozure.com/pub/release/1.9/ccl-1.9-freebsdx86.tar.gz
解凍してから試しに ccl を起動してみる。環境変数 CCL_DEFAULT_DIRECTORY に Clozure Cl のあるディレクトリパス(~/opt/ccl)を設定しておかないと起動に失敗する。
% tar zxvf ccl-1.9-freebsdx86.tar.gz % cd ccl/scripts % setenv CCL_DEFAULT_DIRECTORY ~/opt/ccl % ./ccl Welcome to Clozure Common Lisp Version 1.9-r15760 (FreebsdX8632)! ?
ちゃんと動いたので、ccl をPATH環境変数の通ったディレクトリにコピーする。自分の場合は ~/bin にコピーすることにした。
% cp ~/opt/ccl/scripts/ccl ~/bin
.cshrc ファイルに環境変数 CCL_DEFAULT_DIRECTORY の設定を追加する。
vi ~/.cshrc setenv CCL_DEFAULT_DIRECTORY $HOME/opt/ccl
もう一息。 rehash して、 .chsrc を読み込んで環境変数を有効にする。
% rehash % source ~/.cshrc
これで clozure Cl が使えるようになった。ためしに使ってみる。
%ccl Welcome to Clozure Common Lisp Version 1.9-r15760 (FreebsdX8632)! ? (+ 1 2 3 4 5) 15 ? (quit) %
今日はここまで。