ThinkPad R50eにUbuntu 10.04 LTSをインストールした
2年前ぐらいに中古で入手したThinkPad R50e(1834-E3J)にUbuntu最新バージョンのUbuntu 10.04をインストールした。
ネットからイメージをダウンロードしてCDに焼いて、インストールしようとしたら、画面真っ暗、いくら古いPCだからと言って、そんなにいじめなくてもいいのに。これまで、手軽にインストールできるところがUbuntuの良いところ、と思っていたのだが。
めげそうになったが、なんとかインストールに成功したので、いつものごとくメモしておく。
参考にしたリンク
Ubuntu Tips/ハードウェア/Lucid におけるi8xx系グラフィックチップのフリーズに対するワークアラウンド- Ubuntu 10.04 LTSガイド(前編):Ubuntuのインストールと初期設定 – SOURCEFORGE.JP
インストールの準備
- Ubuntu 日本語サイト – Ubuntuの入手の「日本語 Reimix CD イメージのダウンロード」をクリックしてイメージをダウンロードする
- 適当なソフトでイメージをCDに焼く
Ubuntu 10.04 LTSのインストール
- PCのドライブに焼いたCDを挿入して電源ON
- 紫色の画面になったらEnterキーを押してメニュー表示
- ここでEnterキーを押さないと真っ暗な画面になるので注意
- 言語を「日本語」を選択してEnterキーを押す
- メニューから「Ubuntuをインストール」を矢印キーで選択し、F6キーを押して、ESCキーを押す
- “quiet splash"の後にスペースを入れて、"i915.modeset=1″を追加する
- Enterキーを押すとインストールが開始する
インストールが終わってリブートが始まったときにすること
- SHIFTキーを押しっぱなしにして、GRUBメニューを表示させる
- 「GRUB loading-please wait」と表示するときにSHIFTキーを押すが、タイミングがむずかしい。
- 失敗したら、電源OFF/ONで再チャレンジする
- eキーを押して、"quiet splash"の後にスペースを入れて、"i915.modeset=1″を追加する
- ctrlキーを押しながらxキーを押すと、OSがブートする
リブートが終わった後にすること
- いったんログインして、「アプリケーション」ー「アクセサリ」から「端末」を起動する
- 次のコマンドを実行する
- Ubuntuを再起動する
$ echo options i915 modeset=1 | sudo tee /etc/modprobe.d/i915-kms.conf $ sudo update-initramfs -u
これで次に再起動したとき、ちゃんとubuntuが表示された。良かった。次のバージョンでは古いPCでも簡単にインストールできるように考慮をお願いします。とは言え、ThinkPad R50eにUbuntuをインストールした例はgoogleで検索しても数少ない。やっぱりPCが古すぎるのだろうか。
さて、新Ubuntuは黒が基調の画面でなかなか見やすい。起動も早くなったような気がする。
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